寒ブリ(鰤)のおいしい選び方-美食の巨人たち④-
寒ブリのおいしい選び方
冬においしい魚の筆頭と言えば鰤と言っても過言では無いでしょう。
お刺身でも、煮付けにしてもご飯に合いますよね。
そんな鰤ですが、「美味しい」ものをえらぶにはどこを見ればいいのでしょうか?
ブリの切り身の選び方
血合いの色が鮮やかなものが良い!
切り身の場合は、まず血合いの色を見ると新鮮かわかりやすいです。血合いの部分が鮮やかな赤色であれば、新鮮な証拠です。一方で、血合いの色がくすんできていたり、パックに血が流れてしまっているものは切ってから時間が立っている証拠なので、新鮮ではないです。
※買って終わりでは無く、保存方法も重要です。帰宅したら必ず早く冷凍庫に入れましょう。
味も落ちるし、臭いも出てきてしまいます。
身にツヤがあり、皮に光沢があるものが良い!
身にツヤがあり、透明感があるものは新鮮です。鮮度が落ちると白く濁ってしまいます。
また、皮は、光沢があってキラキラしているものが新鮮です。鮮度が落ちると光沢がなくなります。
切り口が鋭いものが良い!
切り身を選ぶ際に、切り口を必ずみてください。
その切り口が鋭いものは新鮮である可能性が高いです。
切ってから時間が経つと、鋭さがなくなり弱って、くたびれてしまいます。
ブリを丸々1尾買うなら
ブリを丸々1尾購入するなら、出来るだけ身がパンパンになってハリのあるものを選ぶと良いでしょう。
また、体の背中側が青々としているものであれば、新鮮です。
さらに、体の真ん中に黄色い線が入っていると、それは天然モノである印です。
お金に余裕があるのであれば、選んで見るのをおすすめします。
腹身なのか背身なのか
ここは好みによって変わってきますが、
腹身は一般的に、刺し身に良いとされ、背身は煮付けに良いとされています。
後は本当に好み!ほんとに好み!
ちなみに私はお腹派です。
寒ブリの旬は?
12月後半から2月中旬くらいまでが旬であるとされています。
ブリは栄養満点
ブリは冬の寒い中に食べるものとしては最適で
頭の働きを促進させるDHA
※特に含まれているのは目なのでカブト焼きがおすすめ
血液をさらさらにする効能があるEPA
疲労回復に効果があるビタミンB1
体を大きくする為に必要なビタミンB2
また、血圧を下げる役割のあるタウリンも多く含まれています。
ブリは出生魚
鰤は出世魚として有名です。
関東では
ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西では
ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ
どの地域であっても、80センチを越えるものを鰤と呼んでいるそうです。
鰤は、出生魚の最終形であるので、仕事をしている人にとっては、験担ぎにもなると言われているので、
仕事や勉強を頑張りたいという人には、特におすすめです。(栄養面から見ても)
まとめ
以上寒ブリの選び方でした。
冬にはぴったりの魚だと思うので、今年は(も)食べてみてはいかがでしょうか?