パンダアップデートで掲載順位が下がるサイトと評価が上がるサイト
移転しました。
Googleの考えとして、最近で良質なコンテンツが上位表示されるという傾向が年々強くなってきています。その傾向がよく現れている、Googleが行っている最も大きな施策の1つが「パンダアップデート」です。
パンダアップデートとは?
サイトを運営している方であれば、必ず一度は聞いた事があるであろうパンダアップデート。何の事かと言うと、Googleが行う、低品質なコンテンツの掲載順位を下げて、良質なコンテンツのサイトを上位表示するアルゴリズム変更のことです。
2012年7月に初めて行われ、今でも一年に数回行われています。
このパンダアップデートを理解することで、Googleが上位表示したいコンテンツがどのようなものかを理解する事ができます。
Googleがを始めた経緯と背景とは?
2010年前後のGoogleなどの検索結果は、コンテンツにキーワードを多く入れることさえできれば、オリジナル性の無いあまりない低品質なコンテンツであっても、上位表示されていました。一方で、本来はユーザーが求めているような、良質なコンテンツを持っているサイトが2ページ目以降にということも少なくありませんでした。
その為、ユーザーが本当に必要とするコンテンツを探すまでに多くの時間を要してしまう状況でした。
この事に危機感を覚えたGoogleは、検索ユーザーに価値のあるコンテンツがを上位表示するような検索結果を提供できるようにアルゴリズムを変更し始めました。
その頃からGoogleは、ユーザーにとって役立つページを上位表示できるようさまざまなテスト行なってきました。(これは現在もこれからも行われていくことです。)そのことが功を奏して、現在ではかなりアルゴリズムの精度が高くなり、検索ユーザーが満足ができる良質なページが上位表示されるようになっています。
詳しくは下記も読んでみてください。
Googleが掲載順位を下げているページ
Googleが上位表示させようとしているのは、良質なコンテンツをもっているページであるということはご説明させていただきましたが、一方で掲載順位を下げている、もしくは下げようとしているページはどのようなページなのでしょうか?それは、下記のようなページです。
ツールなどで作成されたページは内容がほとんど無い場合が多く、ユーザーに価値が無いものが多いため、下位表示される対象になる。
他のサイトをコピーしただけのサイトはユーザにとっても検索エンジンにとっても不要なものとなるために、下位表示の対象になる。
上位表示されようとして、過度にキーワードを乱用したページは内容がページの品質を下げることにつながるために、下位表示の対象になる。
内容の無いアフィリエイトサイトに関しては、サイトの質の低下につながる為、下位表示の対象になる。
Googleがパンダアップデートで評価を挙げているページ
現在、もしくは今後、Googleが評価しているページはどのようなコンテンツなのでしょうか?
それは、Googleのウェブマスター公式ブログによると25個の指針があります。
その中でも、強く求められているものを、少し噛み砕いたて、まとめたのが下記になります。
専門性が高いこと
そのジャンルを熟知している専門家が書いたものである方がより評価をされる。
オリジナル性が高いこと
同様のジャンルであっても、筆者ならではの内容のコンテンツは評価されます。
特に、他のサイトにある内容では無く、あなたのコンテンツにしか載っていないような内容が含まれることが求められています。
コンテンツ作成者自身で調査して、作られた内容は更に評価をされます。
品質が高いこと
コンテンツの作成に、急いで作成されたものでは無く、しっかりと論理的に説明され、練られた内容であるかが問われます。
スペルミス、文法ミスが無いこと、事実と違う事が書かれていない事はもちろんのことです。
読み応えのある、読者が納得できるような内容であると評価を受けます。
共有されやすい内容であること
TwitterやFaceBookなどのSNSでシェアされているコンテンツはいい評価を受けやすいです。
安全性が高いこと
あなたのサイト名を見るだけでどのようなサイトであるか理解ができる事は評価を受けやすいです。
どれくらいの安全性が求められているかと言えば、
「あなたがサイト訪問者だったとして、あなたのサイトにクレジットカード情報を安心して提供ができますか?」
サイトのコンテンツ内容が分散されている事(重複した内容が無い事)
同じ内容のコンテンツがサイト内に無いかどうかも重要です。
1つのジャンルで書いていると、ついつい被った内容を作成してしまう事も少なくないでしょう。
もし、同じ内容のコンテンツがサイト内にあるのであれば、統合した方がいいです。
パンダアップデートで評価される良質なコンテンツとは、専門的で、オリジナル要素の高いSNSでも共有されやすいようなコンテンツ。ただし、コンテンツは重複してはいけない
まとめ
今後必要なSEO対策というのは、以前のような、Googleのアルゴリズムのスキを突いて上位表示させるものでは無くて、検索ユーザーに価値のあるコンテンツページを作っていくことへシフトしました。その傾向は年々強くなっていくことでしょう。
なので、パンダアップデートとペンギンアップデートの影響で、今まで効果のあったような被リンクを増やしたり相互リンクを増やしている時間があるのであれば、より良い、わかりやすいコンテンツを作ることに注力したほうが効果的です。
例え今掲載順位が低かったとしても、素晴らしいコンテンツを作成出来ているのであれば、このペンダアップデートやペンギンアップデートのアルゴリズム変更で上位表示がされるでしょう。